2018年06月17日

三式13ミリ

以前のガンプロ誌のブローニングM2の記事中に
ゲスト出演していたDShKM。
しかし記事中、おもいっきりジャムして、フィードトレイ上で
カートリッジがひん曲がった………っていうくだりが
ありました。
(2017年3月号)


でもよく見るとこの時の実射では正規の12.7x108弾ではなく、
ブローニングM2に使う12.7x99弾を使っていることが分かります。
(トレイに対してカートの全長が短い)
両弾は長さ以外は殆ど同じモノなので実射自体には問題はないはずですが、
x99だと短い為にトレイ上で斜めに引き込まれてボルトに潰されたんでしょう。
前にも書きましたが、DShKのベルトリンク分離は「上下に引っぺがす」という、
恐ろしく大胆な機構です。
前後いずれかに直線的に分離する一般的な方式ではないので、
正規の寸法のカートリッジでないと、縦と横の軸に簡単にブレが生じると思います。
まあアメリカでもx108弾は貴重(=高価)なはずで、
代用で使えるならありモノを使うというのは合理的ではありますが
ちょっと雑な気もします(⌒-⌒; )

そうは言いつつ、
このDShKのオーナーのエレンさん。
こういうアメリカ人らしい大らかさは嫌いじゃありませんw

寸法違いといえば先般、地元にある大和ミュージアムに行ってきました。
正直言って、あまり飛行機やフネに興味は無いのですが、
唯一そこに展示してある零戦52型に搭載されていた機関銃……
「三式13ミリ固定機銃」には足を止めて見入ってしまいました。
水没して引き上げられた零戦に搭載されていた現物だと思います。


見ての通り、まんまブローニングM2A/Nの国産コピーです。
ただし使用する弾薬は12.7x99ではなく、13.2x99ホッチキス弾という
現在ではあまり馴染みのないもの。
薬莢の長さは変わらず、弾頭の外径だけが大きいんですね。
そのくせ(wiki先生によれば)弾頭重量はどちらも同じとのこと。
しかしこの展示物のカートリッジが くだんの13.2のオリジナルなのか、
はたまた展示用に代用で用意された12.7なのかはイマイチ判別が付きません。
なんとな〜〜く弾頭が太く、寸詰まりに見えるのでオリジナルのような
気もしますが、単なる気のせいかもしれません(⌒-⌒; )



もしオリジナルだとしたら、これだけの数のカートリッジを無力化(合法化)するのは
大変だろうな……とか、逆に放出品の12.7x99弾だとしても、これだけの数を買おうと思ったら
ひと財産(ちょっと大袈裟?)だろうな……とか、
割とどうでもいい思いをもって、ミュージアムを後にした僕なのでした(⌒-⌒; )












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