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Posted by ミリタリーブログ at

2018年06月11日

DShK機関銃のベルトリンク

本日も微妙な比較モノシリーズです(⌒-⌒; )
個人的に大好きな旧ソビエト連邦の12.7x108多目的機関銃
DShK(ДШК:Дегтярёва-
Шпагина Крупнокалиберный
〜デグチャレフ シュパーギン クルプノカリベルニ…………
デグチャレフ/シュパーギン大口径機関銃)
紛争地で赤いピチT着た土xなんかがハイラックスに載せて暴れてるアレ………



………………
…………………………の、ベルトリンクのお話。


DShkと一口に言っても大戦型のDShk38(以下38型)と、
戦後型のDShK M(モデロニジロバニ…改良型の意)の二種が知られています。
一見して同じモノに見える両者ですが、
大きな違いはベルトリンクの引き込み機構(フィードメカ)にあります。
この違いは外観上で容易に判別出来るほど特徴的なものです。
38型のフィードメカはあまり類を見ない回転式の大型ギア?で
リンクを巻き取るように引き込む独特のメカです。


これによりフィードカバーに相当する機関部上部が、
まるでラクダのこぶのように盛り上がっています。




これに対して戦後のM型はフィードポールを用いた(西側諸国のLMGによくある)
ごくシンプルなものに改良されています。
外観上も38型より高さを抑えられており、スッキリとしたものになりました。
https://youtu.be/8HwzdyDUMXY



両者の変更は かなり大掛かりなモディファイですが、
逆に言えば「ただそれだけ」の改良とも言えます。
しかし、「ただそれだけ」の筈にもかかわらず、
両者のベルトリンクに互換性はありません。
こんなものは真っ先に互換性を確保しそうなものですが、
それだけ38型の給弾機構が特異なものだった、ということかも
知れません。
両者の専用のベルトリンクを比較すると、
とても同系列の銃が使用するものとは思えません。
しかし給弾機構が違うとはいえ、
どちらもリンクとカートリッジの分離法は、
一般的な「リンクに対し前か後ろに引き抜く」のと違い、
「上下に引き剥がす」独特のシステムであり、やはり釈然としないものがあります。
こういうのがロシア人の感性なのでしょうか?
そういえばAK47系と74系って、
カートリッジが違うならマガジンも全然別のデザインにして
現場の混乱を防ぎそうなものですが、
何故か一見して同じ様なデザインにするなんて、
西側のメンタルではなかなか出来ない気がします。








  

Posted by しま at 10:31Comments(0)

2018年06月10日

100均発火ピストル

よく100均で売ってる発火ピストル。
これって昔からあるよね(⌒-⌒; )
僕が小学生の頃にはもう駄菓子屋で売ってた記憶があるから、
驚異的なロングセラー商品といってもいいんじゃないかな。
(製造してる会社が同じではないと思うけど…)



その発火性能は価格に見合わずなかなかのモノ。
見た目のチープさも、
見ようによっては名も知らぬサタデーナイトスペシャル的な治安の悪さ…
いかがわしい「ワル」な感じがして◎。
実際格安でどこでも購入可能だし、
使い終わったら捨てても惜しく無い。
まさにサタデーナイトスペシャルを体現する存在と言えましょう。
https://youtu.be/x_Y0Hmh-Ov0

ところで この銃、
害獣追い払い用の用途でも売られているようで、
近所のコーナンでも見かけました。
怪しげなサプレッサに加え、
なにやら火薬をセットするシリンダー後部が金属製に
バージョンアップされてるようで、少し高級な感じに
モディファイされています。


しかし価格が¥5700とはw





  

Posted by しま at 10:04Comments(0)

2018年06月09日

小茂田ワルサーP38

本日のネタは昔懐かし小茂田(KKS)のプラ製P38です。






小茂田のモデルガンというと、
(その当時から)MGCやマルシン等のメジャーメーカーに対して、
二軍的なマイナーな存在でありました。
(ファンからすれば)
実際に小茂田のモデルガンが市場で販売されていた70年代ですら、
唯一の専門誌である「GUN」誌上での広告は、
東京都新宿区のヤングレックスにて小さく掲載されていただけだと思います。
(ただ、この広告の掲載期間自体はかなり長かったと記憶しています)

広告には小茂田のABS御三家(P38、PPK、チーフ)が網羅されていますが、
メーカー名すら無いというぞんざいな扱いです(⌒-⌒; )
ただ、これら御三家の市場での流通量自体は結構あったようで、
地元の小さなおもちゃ屋さんや、駄菓子、文具屋さんでも時々見かけていた記憶もあります。
現在でもちょくちょく程度の良いモノがオクに出てくるのもその証左でしょう。
要するにMGC等の一流メーカー製品は高価な大人の高級品。
小茂田は廉価な少年用の玩具…エントリーモデルという住み分けだったのでしょう。
(マルゴーあたりがこの中間層の需要を当て込んでいた感じですかね)

当時からみても廉価な機種であった御三家ですが、
非常に頑丈で耐久性も高く、廉価とはいえ決して手抜きの設計ではありません。
僕の手持ち(個人所有物、販売商品)もいくつかありますが、
その全てが現在でも往時のまま、快調な動作を見せてくれます。
https://youtu.be/fXF8b2ie_uY

現在の目でみれば、なんともデッサンの狂った妙なシロモノではありますが、
逆にそこが良い味わいに……といったら言い過ぎかもしれません。
しかしきっと御同輩ならこの気持ち、分かって頂けるんじゃないかと思います( ◠‿◠ )




  

Posted by しま at 10:30Comments(0)

2018年06月08日

コクサイ ヴェストポケット比較

本日はいつにも増してど〜〜でもいい小ネタ(⌒-⌒; )

コクサイの名作「COLT ポケット25」シルバーモデルのメッキは
新旧でかなり違っています。
初期はクロームメッキのような硬質な青系のツヤツヤ。
なんていうか…昔のシンクのステンレスみたいな感じの仕上げです。

後期はうって変わって、ツヤの無い落ち着いた色合いが特徴。
強いて言えば「サテンシルバー」というところでしょうか。
画像でその差が表現出来ているか微妙ですが、
肉眼で見ると違いは歴然で、両者は全く異なる印象です。


どちらも捨てがたい良い色合いなのですが、
後期のサテンはちょっとモダンな雰囲気。
(ステンレス製の実銃のような)
個人的にはツヤありメッキの方が古い時代の銃にマッチしている気はします。

新旧では箱も違います。
(通称 銀箱/金箱)
デザインは全く同じなのですが、配色は別物です。
こんな微妙な変更に、一体どんな意味があるのか見当もつきませんが、
とりあえず中身の銃の仕上げの違いを見分ける目安にはなるかもしれません。
ただ、当然過渡的な組み合わせ(旧本体に新箱みたいな)もあったでしょうから、
絶対とは言えません。


他にもカートの収納箱のデザインも違います。
もっともこれは単なるコストダウンで、あまり深い意味はなさそうです。







  

Posted by しま at 08:36Comments(0)

2018年06月07日

M249バレルロック

A&Kに対応したミニミのバレルロックを製作中です。
トイガン純正はプレスの鉄板加工で作られているのですが、
実物はキャスト製法で作られています。
参考画像↓
http://www15.tok2.com/home/lttom/military-powers_jgsdf/01_firearms/military-powers_machinegun_minimi.html


全体的によく再現されているA&Kなのですが、
このバレルロックは上記の理由からリアルとは言い難い酷い出来栄えです。
しかもロックが不確実で、レバーの待機位置も後方過ぎ。
そこで、万全とは言えないまでも、せめて ぱっと見の「リアルさ」を
出せないものかと思い、試作を重ねてきました。
画像は切り出した部品の素材。


ここからさらに多数の行程の加工(溶接、フライス加工等)が入ります。
スチールアウターキットとSETし、コンプリートで二挺販売予定です。
(8月下旬にオクの予定)
今後ともちょくちょくと、追ってご報告しますm(_ _)m

関係ないんですが、保護猫の子猫を一匹、うちで引き取って飼うことになりました(⌒-⌒; )
黒猫は縁起がいいので、実に嬉しいです(*'▽'*)
先住猫のちょこさん もなんとか受け入れてくれているので、
とりあえず一安心(⌒-⌒; )







  

Posted by しま at 10:32Comments(1)

2018年06月06日

雑記

去年に引き続き先週、うちのお店に立ち寄ってくれたお客様。
ご存知 鈴友の社長さん御一行です( ◠‿◠ )
で、何故か手持ち花火でプチ花火大会?にw
(当方の私有地にて安全に配慮して行っています、念の為m(_ _)m)
しかし花火なんてやったのって、何年振りだろう?
子供がちっさいころはよくやってたんだけどね。
でも久しぶりの花火は、短い時間だったけど
楽しかったな( ◠‿◠ )
THANKsです、社長!



今回はこれを機会に是非、と社長のサポートに来られていた乙夜さんに
例のミニミを試射してもらいました。
このミニミ、ちょっと前までデータ採りの為、当分の間解体されていたモノなんですが、
今夏に封切りの劇場映画用に復元し、返却されてきたばかりのもの。
(実際に使用されているのかどうかは、分かりません(⌒-⌒; ))
https://youtu.be/tT8BPLKFR4U
実は後半、一回引っかかるんですが、お見苦しいのでカット(⌒-⌒; )
とはいえ、そのままでも力押しで動作するんですけどね。
バッテリの電圧が落ちた状態だと、時々こうなる弱点があるんですよね…(⌒-⌒; )

このミニミ、ご存知の方はご存知の通り、
数年前からいろいろと紆余曲折してたんですが、
ここに来てや…………………っとマトモな新機構が動き始めました。
ちょっと前にやってた二号機のカオスぶり(⌒-⌒; )がいい教訓になったようです。


今回のテーマは「BB弾」です。
これ以上の情報開示は当分ありませんが、
ひとまず半年後、皆さまにいいご報告が出来ればいいなと思っています。
(出来なかったらゴメンね(⌒-⌒; ))


  

Posted by しま at 10:10Comments(0)

2018年06月05日

大友ブローニングベビー

今日は昨日の続き?
大友商会から発売されている(されていた?)一体キャストの
ブローニングベビーです。


派手なライフリング表現や、全体の雰囲気は
実銃をトレースしたというより、ハドソンのものをコピーした
印象です?
ただ、スライドの刻印は両者で大きく異なっています。
ハドソンはBROWNING ARMS社(アメリカの会社)が
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ブローニング・アームズ
1968年以前にベルギーから輸入して
アメリカで販売したモデルの刻印…だと思います(違ったらすいません(⌒-⌒; )。
ちなみにコクサイの販売したM1910がこのブローニングアームズ社製です。
なので、本来ハドソンベビーのグリップ上部のモノグラムは、コクサイの1910のものと同様、
FNHの花文字ではなく、「BROWNING」が正解。


とまれ対して大友製の刻印はベルギーFNH社の純正で、
そのシリアル「100251」から1954年〜1958年製造のものです。
ベビーの製造は1931年〜とされていますから、
中期のもの…ということでしょうか。
個人的には大好きなM1910を彷彿とさせる、この大友版の刻印は大変に好みです╰(*´︶`*)╯♡



注意しなければいけないのは、
このベビーという銃、FNHの見解としては前身に当る
M1906(コルトポケット…コクサイがモデルアップしたものに相当)の
単なる改良型…という位置付けであり(全く姿形が異なるにもかかわらず)
明確な両者の線引きというものは無かったようなのです。

ベビーが最初に販売された1931年から、M1906の生産が終了する1960年までの間は、
少々長めの気はしますが切り替えの過渡期という感じなのかもしれません。
っていうか、むしろ古式然としたM1906がそのままの形状で1960年まで継続生産されて
いたことに驚きです。

ところで大友商会販売のキャストシリーズ、
他にもニューナンブM57A1なんて変り種も販売されています(いました?)。
なかなか目の付け所のイイ選択で、今後も期待してしまうのですが……
もしかしてベビーとナンブで終わりなのかな??
だとしたら非常に残念です(⌒-⌒; )








  

Posted by しま at 10:38Comments(0)

2018年06月04日

ハドソン ブローニングベビー



オクで久し振りに買った私物。
ハドソン産業のブローニングベビー(25ACP)。
取説箱なしカート無しの三重苦、ただし本体は未発火。
ベビーによくあるバレル基部の劣化による、スライドの前方ズレもない超極上品。
BLKかSTDかは、カートが無いので不明(まだバレルを分解してなく、前撃針の長さは未確認)。
まあ、私物なのでどっちでも良い……と、いうより、
どうせBLKだとしても、まともに作動なんかする訳ないのですから(⌒-⌒;

実は本銃、発売直後(82年頃)に一回購入したことがあるんですが、
なにぶんのハドソンクオリティ……。
ヒケだらけのABS地に、煮え切らない作動。
その頃は先行で販売されていたビューティフルな出来栄えの国際のコルト25オートに
比べて、随分粗末な印象を受けたものです。



ただ その異常なまでの小ささにはちょっと感動しました。
とはいえやっぱり、すぐに手放しちゃったんですけどね(⌒-⌒; )
なので、このベビーとは36年ぶりの再会。
あの頃産まれたて(発売直後)の「赤ちゃん」だった君は、今でも変わらず「BABY」。
とまれ、久し振りに見たブローニングベビーは、以前にも増して小さい印象。
現在の市場において、小さいオートの唯一の代表である
マルシン工業のジュニアコルトと比較しても半周りは小型なのが分かりますでしょうか?



むしろ実際の大きさや厚み、雰囲気的には、むかーーーーーーーしのおもちゃのスタ菅ピストルに近い大きさです。



コレクションや実用品というより、
ミニチュアやコスメ、アクセサリーに近い感覚の面白さとでもいいますか。
ハドソン産業は他にもNAAのミニリヴォや、
各デリンジャー等のミニ拳銃を数種ラインナップしていた珍しいメーカーですが、
ベビーはその中で唯一オートっていうところが異色であり、貴重といえるかも知れません。
最後に、同じファブリックナシオナール(実銃でいうところの)の看板機種、
M1910とツーショットです。



本銃は最初期のマルシン製で、まだ各部位にプルーフマークの刻印が再現されて
いた時代のもの。
なんでこの刻印を省略しちゃったのかなあ……
欧州製の銃の醍醐味なんだから、省略は寂し過ぎるよねえ??






チャンバーのプルーフマーク各種。
左がベビー、右がM1910(現行型はここも省略)。
同じFN社製の共通感がありますね。


以前のガンプロの記事でくろがねさんが
「どこかでHWで再販してくれたら…」と書かれていましたが、
本当にそう思います。
どこかで発売してくれたら絶対二挺は買うんだけどな…。

PS
ちなみに何故かハドソンベビーには実物の25ACPダミーは入りません。
もしかしてマガジンの前後幅が小さい????
国際やマルシンには装填できます。
























  

Posted by しま at 11:23Comments(0)